ale for all dreamers

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海外の最新医学記事からの役立つ情報と英語学習について、留学なし通学なしでIELTS band 7.5達成した独学派勤務医のBlog

ワクチンは打った。さてリスクは実際どのくらい?

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第5波を乗り越え、

緊急事態宣言も明けました。

まるで色々とやり残した夏を

取り戻せとでも言わんばかりに

暑い秋が続いています。

 

みなさんの努力で

ワクチンの接種率が一定の

水準まで上がりましたが、

現在まだどれくらい

警戒すべきなのでしょうか?

変異株、ブレイクスルー感染

等の懸念もありますが、

一度整理したいところです。

 

以下の記事をご紹介します。

 

www.healthline.com

 

CDCも認めている通り、

ワクチンは最も有効な

感染予防策であるものの

extremely rareなケースで

ワクチン接種後の入院、

死亡もゼロではないと。

 

具体的に数字で示すと

ワクチン接種者の(ブレークスルー)感染の

確率は未接種者の5分の1、

入院・死亡は10分の1です。

 

やはり問題となっているのは

ワクチン接種後の免疫の効き目が

落ちていくことと、

従来株の2倍の感染力を持つ

デルタ株とのダブルパンチで、

入院が必要なブレイクスルー感染

もやはりいます。

 

しかし、

 It’s important to emphasize that the risk of death is still very low, even if you require hospitalization, as a vaccinated person.

- Shereef Elnahal, MD @ University Hospital in Newark,

 

死亡率はvery lowとのこと。

 

具体的に言うとCDCの報告では

ワクチン接種後にコロナで

入院する確率は

0.00005%

死亡率は

0.00001%だそうです。

 

また、ワクチンの種類による

感染予防率の違いについては

Pfizer で 80%

Modernaで95%と違いはあるものの

 

 All vaccines performed similarly with respect to prevention of severe disease

重症化予防に関しては似たり寄ったり

 

そしてもう一つ大事なのが

特に高リスク患者にとって

インフルエンザワクチンの接種の重要性と、

ブースターショットによる

さらなる感染リスク低減の必要性です。

 

 

昨年はコロナイヤー、

今年はワクチンイヤー

来年には普通の1年を

迎えられるとうれしいです。

 

ちなみに自分は今年職場が変わり、

抗体価を調べた結果、

B型肝炎、風疹、おたふくも

ワクチンが必要で接種しましたが、

幸い何の副反応もでませんでした。

 

 

最後に英語です。

 

miniscule = 少ない小さい

IELTS writing 頻発語ですね。

The number of vaccinated people who have been hospitalized or died from COVID-19 is a minuscule fraction of that number, according to CDC data

 

portend for ~ = ~ の予兆になる

Because people with the same comorbidity that portend for a worse COVID outcome also have conditions that portend for a worse flu outcome.

 

いかがでしょうか?

 

一緒に頑張りましょう