コロナとインフルエンザのワクチンは同時接種していい?
※追記※
厚生省は原則二週間の
間隔を空けての接種を勧めています。
あくまで下記は
海外の情報です。
緊急事態宣言が解除になりました。
当然、色々なところで人手が増えるワケですが、
ある程度上昇したワクチン接種率が
次の大流行を抑えてくれればと
祈るばかりです。
さて、10月ー11月といえば
インフルエンザのワクチン接種を
そろそろ考えないといけない時期です。
自分はもう長年医療で働いてるので、
ほぼ義務といったものと思っています。
毎年どこ社製のワクチンで
どんな副反応が出るか
とかは考えずに接種していました。
若い世代にはまだ
コロナワクチンの接種が済んでおらず、
インフルエンザと同時期になる方も
おられると思います。
昨年はインフルエンザの流行は
殆どありませんでしたし、
また医療従事者や高齢者には
年内にブースターショットの
機会の可能性もあるため、
果たして接種した方がいいのかどうか
悩むところではあります。
以下の記事をご紹介します。
結論から言うと
コロナとインフルエンザの予防接種を
同時に行っても問題ないとの事です。
There’s no reason, unless there’s vaccine allergy, a history of Guillain-Barré, or sometimes there’s [people with] multiple sclerosis [that] should not be vaccinated, but those are unusual cases.
- Len Horovitz, MD, i@ Lenox Hill Hospital in New York
ワクチンのアレルギー歴や
ギランバレ症候群(自己免疫関連の神経疾患)
ワクチン接種をしない理由はない。
イギリスで行われたComFluCovという研究でも
同時接種の安全性が立証されました。
しかしワクチンだけでOKというワケではなく、
やはりソーシャルディスタンスや
マスク着用が重要であり、
毎年12000人から61000人と
CDCに予想されている
インフルエンザでの死者が劇的に減ったのは
そういう予防策の影響と考えられます。
以前RSウイルスの記事でも書きましたが、
コロナが減ったおかげで、その反動で
人と密に関わる機会が増える為、
マスクをついつい外してしまう
場面も増えると思われます。
そんな際にはやはり
インフルエンザワクチンでの防御が
必要と思われます。
また以前、別々の変異種のコロナウイルスに
同時に感染する可能性があるとの
記事をご紹介しましたが、
インフルエンザとコロナの同時感染も
確認されており、非常に致命的との事です。
コロナのワクチンと時期が重なるから、と
インフルエンザの予防接を
ためらっておられるかもしれませんが、
是非安心して接種する事をお勧めします。
最後に英語です。
adhere to ~ = ~を遵守する。
If people still adhere to masking mandates, it may well be that we don’t get any more incidence than we had last season.
be eligible to ~ =~ に適している
We definitely recommend the flu shot for anyone who is eligible,” but especially in the higher risk groups.
いかがでしょうか。
是非ご参考に
一緒に頑張りましょう