IELTS reading (7.5 → 8.0) やってみたこと (1) 題材
今さら言うまでもないと思いますが、
英語の4技能のうち、なぜか
readingだけが日本の学校教育の中で
他の3技能と比べて明らかに
突出して重視されています。
僕らは中学1年生の時から
教科書でも、テストでも
英語の中で難関で、一番分量が多かったのは
やはり長文読解であったと思います。
日本の英語教育を批判しても仕方ないので、
それを逆にIELTSに関しては利点に
してやればいいのではないのでしょうか?
即ち、多読に関しては、
僕らは中学生~大学受験の期間で
既に十分な量をしているはず。
それよりももっとIELTSにフォーカスした
訓練をしたほうが有益かと思います。
自分が大学生の時に初めてTOEICを
受験したとき(スコア 685)、
正直キツイなぁと思いました。
というのも出題のソースが殆どが
ビジネス英語であり、
医学部に在籍している自分にとって
あまり馴染みも必要性も感じない
ジャンルだったからです。
IELTSを初めて受験したとき
( Reading score 7.5 Band socre 6.5)
正直、これは文系の人にはキツイだろうな
と逆に思いました。
人文科学、社会科学関連のトピックも
無いこともないのですが、
やはり科学的な事が主にトピックに
なっているので、馴染みの無い仕事を
している人にとっては難関でしょう。
トピックの他には英文の
長さの問題もあります。
約20分で設問回答を含めて解答でき、
なおかつintroductionからある程度の
結末まで含まれている
ちょうどいい英文は
なかなか無いのではないでしょうか?
上の二つの視点からすると、
英字新聞や雑誌を読むことは
IELTSの準備に関しては
かなり遠回りになるかと思います。
自分は一時期キャンペーンに乗って
TIME誌を定期購読した事があります。
月2回紙はペラペラでしたが、
質のいい英語と評判の雑誌が
送られてきました。
結果は、
挫折しました。
トピックに興味が無かったのと(政治とか)
一つ一つの記事が長すぎて、
全く練習になりませんでした。
それよりも一番勧めるのは
ケンブリッジの問題集と
Simone先生のテストです。
IELTS 5 Practice Tests, Academic Set 1: Tests No. 1-5 (High Scorer's Choice)
IELTS 5 Practice Tests, Academic Set 4: Tests No. 16-20 (High Scorer's Choice)
本番前の練習用にとっておきたい
気持ちも解りますし、
日本語での問題集と比べて解説が
充実はしてませんが、
これを見ると前述のちょうどいい
トピックと長さの英文を持ってきて
さらに設問を作るのにいかに苦労
しているかが感じられます。
その労力をちゃっかり
利用してあげましょう。
ちゃんと感謝してお代を払って。
正直これらの問題集は
難しいと感じました。
しかし、その分本番は簡単に感じ
目標のスコア (8.0) が取れました。
いかがでしょう。
是非ご参考に。
一緒に頑張りましょう。