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海外の最新医学記事からの役立つ情報と英語学習について、留学なし通学なしでIELTS band 7.5達成した独学派勤務医のBlog

英語リスニング力の鍛え方 聞き流しは意味があるのか? (IELTS 5.5 ⇒ 8.5)

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英語、特にIELTSリスニングに関して

は正直、苦手意識を持っていました。

しかしながら2回のIELTSの受験で

一番スコアアップしたのは

リスニングセクションでした(5.5 → 8.5)。

 

IELTSテストに対する

具体的なアプローチはさておき、

リスニング力の鍛え方について、

自分の試したアプローチを

ご紹介しようと思います。

 

 

まず絶対条件として共通している条件が、

ある程度の量=時間、ソースの種類に

かかわらず英語を聞いている事

ではないでしょうか。

 

毎日通勤時間、英語を聞いている人と、

youtubeでヒカキンの動画を見ている人

(個人的には好きですが)

では1年、2年と経った時に

その違いは歴然としていると思います。

 

 

一番お勧めなのは

英語のメディアを楽しんで

勉強と思わず聞けるようになれば、

普通にテレビやラジオを聴いている感覚なので

ベストなのですが、

 

問題は何を言っているか解らず、

聞く事自体が苦痛になってしまう事でしょう。

 

 

 

自分がまず試したのは、

Speed Learningというメディアでした。

(現在はサービスが終了しています)

 

石川遼君が聞き流すだけで

海外記者からのインタビューに

答えられるようになったというアレです。

 

毎月CDが送られてきて、

それをひたすら常時聞き続けるのです。

 

内容は面白くもつまらなくもなく、

シチュエーションを変えた

日常英会話が素材です。

短い英文とその訳文が交互に

繰り返される構造になっています。

 

正直、すごくお勧めするもの

ではありません(理由は後述)が、

一定の効果もあるのかもしれません。

 

 

自分が何年か前に韓国の病院で

レクチャーを受け、

またプレゼンテーションをする

という機会がありました。

ASAN Medical Centerという、

本当に空港のように大きな病院ですが、

日本人と韓国人の医師ばかりなので

共通の英語が使われていました。

 

自分は参加している医師の中では一番若手で、

所属してる病院も全国的な知名度は無かった為、

正直参加している医師たちの中で

小さくしていました。

 

しかし、講師の先生から意見を求められたとき、

(反論でしたが)自分なりの英語で応えると、

英語がよかったのか、論破しようとしたのか、

その後ほぼマンツーマンのディスカッションに

なってしまいました。

 

その後の他の日本人医師の自分への

”お前誰?スゲーじゃん!”的な態度の変化が

今も忘れられません。

自分がしていた勉強がスピードラーニング

だけだったので、

やはり何らかの意味があったと思います。

 

 

しかし、今から思うと

あまりお勧めできません。

というのも日本語と英語では

文法上、語の配置が逆なので、

日本訳と英文を同時にインプットすると

その並べ替えの作業も同時に

頭の中でしなくてはならず、

非常に困難な作業になります。

 

”This is a pen.”

これを単語のみを覚えるために

直接inputしようとすると日本語では

”これはですペン” になります。

 

いかがでしょう、

複雑な文になるとさらに英語との乖離が

できてしまいます。

日本語字幕を見ながら

海外ドラマを見るのも一緒です。

 

 

 

やはりシャドーイングという方法

がベストかと思います。

 

付属のCDを聞きながら、

まずはテキストを読みながら口ずさむ。

慣れてきたら読まずに

音声に続いて口ずさむ。

 

最近は本ではなくてアプリなら

テキストのon off も可能で

移動中もしやすいでしょう。

 

詳しい取り組み方はまた別の機会にでも。

 

 

ぜひご参考に

 

 

一緒に頑張りましょう

 

 


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